借金が返せないときはどうすればいい?金額帯別の考え方と、取り得る選択肢を中立に整理します

※本記事にはプロモーションを含みます。

こんにちは。しんようノート「リボる部」部長です。

給料が入った日に残高がほとんど残らない、来月の引き落としを考えると通帳を開くのが少し怖い、「返せない」という言葉が浮かんだ瞬間に自分を責めてしまう——そんな状態で検索された部員さんに向けて書いています。

最初にお伝えします。返せなくなった状況は、性格の問題ではありません。

収入が減った、医療費がかさんだ、仕組みを知らないまま手数料の大きい借り方を続けた——どれも「意志が弱いから」で片づけられるものではありません。私自身、リボ払いの仕組みを理解しないまま使い続けて返済に追われた時期があります。当時いちばん苦しかったのは金額そのものより、自分がいまどこにいるのかがわからないことでした。

先に結論です。

「返せない」を判断する基準は、借金の総額ではありません。

「毎月の返済額が、手取り収入のどれくらいを占めているか」と「このペースであと何年かかるか」の2つです。 総額300万円でも返し切れる人はいますし、総額50万円でも生活が回らなくなる場合があります。

この記事でわかることは、次のとおりです。

  • 「返せない」を金額ではなく比率と期間で判断する考え方と、いまの状態を数字にする4つの手順
  • 金額帯(50万円前後/100万円前後/300万円以上)ごとに、どこを見ればよいのかという目安
  • やってしまうと負担が増えやすい対処と、その理由
  • 取り得る選択肢(収支の見直し/貸し手への相談/公的な支援/債務整理)の中立な整理
  • 支払いを止めた場合に、何がどの順番で起きるのか

なお、この記事は一般的な情報の整理であり、個別の事案に対する法的な助言ではありません。判断の材料をそろえるための記事だとお考えください。

✓ しんようノートの編集方針

当サイトは、公的機関の一次情報を確認して記事を作成し、メリットだけでなくデメリットや注意点も公平にお伝えします。「必ず審査に通る」といった断定的な表現は使用しません。支払いにお困りの方には、公的な相談窓口もご案内しています。

目次

1. まず結論|「返せない」は総額ではなく、比率と期間で見ます

「いくらから返せないと言えるのか」とよく聞かれます。ここに一律の線はありません。ただ、判断の枠組みはあります。

1-1. 「返せない」には段階があります

ひとくちに「返せない」と言っても、状態は同じではありません。次の3つに分かれます。

  • 段階①:返せてはいるが、生活が削られている……食費や光熱費を切り詰めて引き落としに間に合わせている状態
  • 段階②:返すために、新たに借りている……今月の支払いのためにキャッシングや別のカードを使っている状態
  • 段階③:すでに払えていない……引き落としに間に合わず、督促の連絡が来ている状態

最も注意していただきたいのは段階②です。

段階③は本人にも危機として見えますが、段階②は「まだ払えている」体裁が保たれるため、時間だけが静かに過ぎていきます。当時の私も、支払いは遅れていないという一点だけを心の支えにしていました。

すでに段階③であれば、この記事より先に、支払いがどうしても払えないときの対処法(/epos-haraenai/)と、支払いが遅れたときの流れ(/epos-shiharai-okure/)をご覧ください。督促の連絡が来ている場合は、「債権管理課」から連絡が来たときの意味と対処法(/epos-saiken-kanrika/)が近い内容です。

1-2. 見るべき数字①:返済額が手取りに占める割合

判断の中心になるのが、毎月の返済額の合計 ÷ 手取り月収です。

たとえば手取りが20万円で、毎月の返済合計が2万円なら10%。返済合計が6万円なら30%です。総額がいくらであっても、この比率が高いほど生活の余白は削られます。家賃や光熱費といった固定費を差し引いた後に、返済分が残るかどうかを見てください。

私も紙の上で計算しました。頭の中で「だいたい2万円くらい」と思っていた返済額が、書き出すと3枚のカードで合計3万円を超えていました。

記憶は、都合よく丸めます。

1-3. 見るべき数字②:このペースであと何年かかるか

もう一つが期間です。

いまの返し方で完済までにどれくらいかかるのかを概算します。手順は2章でお伝えしますが、大事なのは出てきた年数を、自分の生活の予定と並べてみることです。「あと9年」と出たとき、その間に転職や引っ越し、家族や体調の変化が一度も起きないと言い切れるかどうか。返済計画は、順調に進む前提で組むと崩れます。

もっと簡単な見方もあります。半年前の残高と今日の残高を比べるという方法です。減っていれば方向は合っています。増えているなら、いまの返し方は機能していません。

リボ払いで残高が動かない場合の構造は、リボ払いが減らない理由と抜け出すための3つの選択肢(/ribo-heranai/)で元本と手数料の内訳から分解しています。

2. 最初にやること|全体像を1枚の紙にする4つの手順

対処の前に現在地の確認です。ここを飛ばすと、どの選択肢が当てはまるのかを判断できません。所要時間は30分ほどです。

2-1. 手順①:借入先・残高・金利・毎月返済額を書き出す

紙でも表計算ソフトでもかまいません。次の項目を借入先ごとに1行ずつ書き出してください。

書き出す項目 確認できる場所
借入先の名称 明細・会員専用ページ・契約書類
現在の残高 会員専用ページ・利用明細
金利(実質年率) 契約内容の案内・会員専用ページ
毎月の返済額 会員専用ページ・引き落とし履歴
支払方式(リボ・分割・一括) 契約内容の案内

書き出す作業は、かなり気が重いはずです。私も先延ばしにしました。ただ、見ないことで減る借金はありません。

2-2. 手順②:信用情報の開示で、漏れを潰す

自分でも忘れている契約がある場合があります。学生時代に作ったカード、しばらく使っていない口座に紐づくもの。

これらを機械的に洗い出す方法が開示請求です。手順は、信用情報の開示のやり方と読み方の完全ガイド(/credit-info-kaiji/)にまとめています。私も立て直しの過程で開示をしましたが、記憶より記録のほうが正確でした。手数料や手続き方法は変更される場合がありますので、最新は各機関の公式サイトでご確認ください。

2-3. 手順③:返済比率を計算する

1-2の計算です。毎月の返済額の合計を、手取り月収で割ってください。

あわせて、家賃・光熱費・通信費・食費を差し引いた「残る金額」も出します。残る金額がマイナス、あるいはゼロに近いのであれば、すでに自力での返済が難しい状態を数字が示しているということです。気持ちの問題ではありません。

2-4. 手順④:完済までの月数を概算する

直近3か月で残高の合計がいくら減ったかを出し、3で割ります。それが1か月あたりの実際の減少額です。現在の残高をその数字で割れば、このまま何も変えなかった場合の残り月数の概算が出ます。

減少額がゼロ以下なら、この割り算は成立しません。

割り算が成立しないという事実自体が、いまの返し方では終わりが来ないことの証拠です。私はこの計算をした日を覚えています。数字にすると、感情ではなく判断ができるようになります。

3. 金額帯別の考え方|50万円・100万円・300万円で何が変わるのか

ここからは、よく検索される金額帯ごとの考え方を整理します。ただし、先に大事な前提を書きます。

3-1. 前提:金額帯は「目安」であって、基準ではありません

総額がいくらだからこの方法、という線引きは存在しません。

同じ100万円でも、手取り35万円の人と15万円の人では意味がまったく違います。以下は「この金額帯では、どこを重点的に見るとよいか」という着眼点の整理としてお読みください。

3-2. 総額50万円前後|「利率」と「使い続けていないか」を見る帯

比較的、自力での返済の見通しが立ちやすい帯です。ただし油断が生まれやすい帯でもあります。

  • 利率の高い借入から優先して減らすという考え方が、一般に効率的だとされています
  • 返済しながら同じカードで使い続けていないかを確認してください。返済のスピードより利用のスピードが速ければ、残高は減りません
  • 返済額を引き上げられる余地があるかを確認します。増やした分は基本的に元本へ向かいます

注意したいのは、手を打たないうちに生活費の補填で少しずつ増えていくパターンです。私が崩れたのも、一つひとつは小さな金額の積み重ねでした。

3-3. 総額100万円前後|「何年かかるか」を必ず出す帯

自力で返せる人と、返済が長期化する人が分かれ始める帯です。

  • 2-4の概算を必ず行ってください。5年、10年という単位の数字が出た場合、その期間ずっと収入と支出が今のままである前提が現実的かを検討する必要があります
  • 借入先が分散していると、それぞれの返済額は小さく見えても合計では大きくなります。総額と件数の両方を見てください

条件の見直し(借り換え・一本化)を検討する方もいますが、これは借入で借入を返す構造を含みます。

月々の返済額が下がっても期間が延びれば総額が増える場合がありますので、必ず総支払額で比較してください。また新たな借入である以上、審査があり、結果は申込先が判断するものです。

3-4. 総額300万円以上|「収入との比率」で見る帯

金額が大きくなるほど、総額そのものより収入との関係で見る必要が出てきます。

  • 手取りに対する年間の返済額の割合を計算してください。年間の返済が手取り年収の3割を超えているのであれば、生活の維持と返済の両立はかなり厳しい水準です
  • 利息の負担が大きいと、返済額の相当部分が利息に消えます。元本がどれだけ減っているかを確認してください
  • 選択肢を自分だけで絞り込まないほうが安全です。無料の窓口で事実確認だけでもしておくと、判断の材料が増えます

総額が大きいこと自体は、何かの手続きが決まることを意味しません。 収入が十分にあり返済計画が立つ場合もあります。

3-5. 金額帯ごとの着眼点(一覧)

総額の目安 重点的に見たい点 あわせて確認したいこと
50万円前後 利率の高い借入/返済しながら使い続けていないか 返済額を上げられる余地があるか
100万円前後 完済までの年数/借入件数 返済のために借りていないか
300万円以上 手取りに対する返済額の割合/元本の減り方 一人で絞り込まず、事実確認の相談を

※上記は着眼点の整理であり、金額によって取るべき手続きが決まることを示すものではありません。判断は専門家または公的窓口にご確認ください。

4. やってしまうと負担が増えやすい対処|私の反省を含みます

焦っているときほど、逆方向に進みやすいものです。私がやってしまったことも含めて書きます。

4-1. 新しい借入で、今月の支払いをしのぐ

最も多い流れです。今月は乗り切れますが、残高は減らず、借入先が増え、利息も新たに発生します。キャッシングという仕組みが悪いという話ではありません。ただ、返済のための借入は、同じ問題を先送りしながら大きくしている構造になります。返済の考え方は、エポスカードのキャッシングの使い方と返済方法(/epos-card-cashing/)で整理しています。

私はこれをやりました。1回だけのつもりが2回になり、気づけば「今月をどう回すか」だけを考える月が続きました。視野が先に伸びなくなるのが、この対処のいちばん怖いところです。

4-2. 連絡を絶って、放置する

連絡を避けたくなる気持ちは、痛いほどわかります。

ただ、放置している間も状況は進行します。遅延損害金が発生し、一定期間を過ぎれば信用情報に記録が登録される可能性があります。記録の意味は、「ブラックリスト」と呼ばれるものの正体と異動情報の考え方(/epos-black-list/)で解説しています。返せないことより、連絡しないことのほうが状況を悪くします。 支払いが難しい見込みであることを早めに伝えると、取り得る対応の幅が残る場合があります。

4-3. 「借金が必ず減る」「すぐに解決する」とうたう勧誘に乗る

SNSやメッセージアプリで、個人や無登録の業者が返済の肩代わりや資金の融通を持ちかけてくる例が報告されています。

「必ず減額されます」「すぐに現金を用意できます」といった断定的な勧誘には、慎重になってください。

正規の手続きであれば、結果を事前に断定することはできません。不審に感じた場合は、消費生活センター(消費者ホットライン「188」)や警察の相談窓口に確認してください。

4-4. 利用可能額を増やして、当面をしのぐ

枠が増えれば当面は動けますが、残高が減るわけではありません。

むしろ使える金額が増えることで、残高が伸びやすくなります。注意点は、利用可能額の増額とタイミングの考え方(/epos-zougaku/)で触れています。家族や知人から借りる場合も同じで、事情を伝えないままだと、返せなかったときに失うものが金銭だけで済まなくなります。

5. 取り得る選択肢|中立に並べます

選択肢を並べます。どれが優れているという話ではなく、2章で出した数字によって当てはまるものが変わります。

5-1. 選択肢①:収支を見直し、自力で返済計画を立て直す

2-4の概算で、現実的な期間内に返し終わる見通しが立つのであれば、これが最も素直な方法です。

  • 固定費(通信費・保険・サブスクリプション)から見直します。変動費を我慢するより持続します
  • 利率の高い借入から返す方法と、残高の小さいものから完済して件数を減らす方法があります。続けやすさで選んでかまいません
  • 返済額を上げられるなら上げます。増やした分は基本的に元本へ向かいます

私がやったのは、使うのをやめること、支払額を上げること、明細を毎月見ることの3つだけです。地味ですが、数字は動きました。

5-2. 選択肢②:貸し手に相談し、返済条件の変更を打診する

支払いが難しい見込みであることを事前に伝え、返済の方法について相談する方法です。対応の可否や内容は各社が個別に判断するもので、必ず応じてもらえると約束されているものではありません。

ただ、連絡をしないまま延滞するより、選択肢が残りやすい行動ではあります。連絡の流れは、支払いがどうしても払えないときの対処法(/epos-haraenai/)にまとめています。

5-3. 選択肢③:公的な支援制度・窓口を使う

費用の心配なく相談できる窓口があります。代表的なものは法テラス、消費生活センター、日本クレジットカウンセリング協会、お住まいの自治体の生活困窮者自立支援の窓口です(記事末尾に一覧を置きました)。公的窓口への相談は、何かの手続きを申し込む行為ではありません。

事実を整理してもらうだけでも、次の一手が見えることがあります。

5-4. 選択肢④:債務整理という選択肢

2章の概算で終わりが見えない、あるいは返済のために新たに借りている状態が続くのであれば、債務整理という選択肢が存在すること自体は知っておいてよいと思います。

ここで一つ、はっきりさせておきます。私自身は債務整理を経験していません。

当時の私は、そういう選択肢があること自体をよく知らないまま、結果として自力で返し切りました。ただ、それは努力が優れていたからではなく、たまたま返し切れる範囲の金額だっただけです。知っていれば、選択肢の一つとして検討したはずです。

そして、債務整理は「すべきもの」ではありません。あくまで選択肢の一つであり、適するかどうかの判断は専門家または公的窓口にご確認ください。一般に、信用情報に記録が登録され、一定期間は新たな借入やカードの発行が難しくなるとされています。良い面だけを見て決める話ではありません。

判断の材料は、次の記事が対応しています。

  • 不利益を先に知りたい場合:債務整理のデメリットを手続き別に整理した記事(/saimu-seiri-demerit/)
  • 費用の心配が先に立つ場合:任意整理の費用の考え方と、払えないときに使える制度(/nini-seiri-hiyou/)
  • どこに相談すればよいかわからない場合:債務整理の相談先の選び方と、弁護士・司法書士の違い(/saimu-seiri-sodan-erabikata/)

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無料相談は「申し込み」ではありません。自分の場合はどうなるのかという事実を確認するだけでも、判断の材料は増えます。

5-5. 状況別に、入口を並べます

いまの状況 検討の入口になりやすいもの 一言
返済比率に余裕があり、概算した期間も現実的 収支の見直し・返済額の引き上げ 固定費から手をつけると続きます
今月の引き落としが厳しいが、来月以降は見通しがある 貸し手への事前連絡 対応の可否は各社の判断です
生活費そのものが足りていない 公的窓口・自治体の相談 費用の心配なく事実確認ができます
概算した期間が現実的でない/返済のために借りている 専門家・公的窓口への相談 適否の判断は専門家にご確認ください

※上記は考え方の整理であり、優劣や順位を示すものではありません。

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6. 放置すると、何がどの順番で起きるのか

不安を煽るつもりはありません。ただ、見通しが立たないことが不安の最大の原因なので、一般的な流れを落ち着いて整理します。実際の運用や期間は契約内容・各社の判断・事案によって異なります。

6-1. 段階①:遅延損害金の発生と、督促の連絡

引き落としができなかった時点から、一般に遅延損害金が発生するとされています。あわせて書面・電話・メール等で連絡が入ります。この段階であれば、入金や相談によって収束する場合があります。流れは支払いが遅れたときの対処法(/epos-shiharai-okure/)にまとめています。

6-2. 段階②:信用情報への登録

延滞が一定期間続くと、その事実が信用情報機関に登録される可能性があります。登録の条件や期間は各社・各機関の運用によって異なり、変更される場合もありますので、この記事で断定はしません。 自分の記録は、信用情報の開示のやり方と読み方の完全ガイド(/credit-info-kaiji/)の手順で確認できます。

6-3. 段階③:カードの利用停止・一括での請求

延滞が続けば、カードの利用が停止され、分割やリボで支払っていた残額について一括での支払いを求められる場合があります。この段階では担当部署が変わることがあります。連絡の意味と対処は、「債権管理課」から連絡が来たときの意味と対処法(/epos-saiken-kanrika/)をご覧ください。

6-4. 段階④:法的手続きへの移行

さらに支払いがない状態が続くと、支払督促や訴訟といった法的手続きに進む場合があります。裁判所から書類が届いた場合、放置すると不利になる可能性がありますので、期限内に対応することが重要です。内容の判断は専門家または公的窓口にご相談ください。なお、段階が進んでいるから相談できない、ということはありません。むしろ、進んでいるほど早く事実確認をする価値が上がります。

7. 立て直したあとに残るもの

返し終わることや、手続きを終えることはゴールではありません。そこからが再スタートです。

7-1. 立て直しの過程でやっておきたいこと

信用情報には、不利な記録だけが載るわけではありません。約定どおりに支払いを続けた事実も、一般には記録として蓄積されます。遅れずに払えた月は、それ自体が積み上がっているとお考えください。そのうえで、次の4つを習慣にしてください。

  • 借入の一覧(2章で作った1枚)を、月に一度は更新する
  • 信用情報の開示のやり方と読み方の完全ガイド(/credit-info-kaiji/)を参考に、自分の記録を定期的に確認する
  • 使っていないカードや、使わないと決めたリボの登録を整理する
  • 生活費を借入で補うルートを、物理的に断つ(枠を下げる、カードを持ち歩かない等)

7-2. 私の場合

私は、残高を減らし切るまで地味な時間を過ごしました。派手な逆転はありません。その後は支出を増やさずに固定費をカードへ寄せる形で決済を続け、現在はANA JCBゴールドとスーパーフライヤーズカードを持つに至っています。一度崩れたところから積み直すことはできるという一点だけは、実感としてお伝えできます。

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ここまで読んで「自分の場合はどうなるのか」が気になった部員さんへ。相談の場では、費用の見込みや進め方をまとめて確認できます。相談したからといって、手続きを申し込まなければならないわけではありません。

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※相談の対応内容・費用の取り扱いは事務所によって異なります。詳細は公式サイトでご確認ください。法テラス等の公的窓口については、記事末尾でご案内しています。

8. よくある質問

8-1. 相談すると、必ず何かの手続きをすることになりますか

無料相談は事実確認の場であり、その場で手続きを決めなければならない性質のものではないと一般には説明されています。ただし運用は相談先によって異なりますので、費用や進め方は相談の場で率直に確認してください。

8-2. 家族に知られずに解決できますか

「絶対に知られません」と書ける情報は存在しません。運用は事案や手続きによって異なります。心配な点は、相談の場で最初に確認するのが確実です。

8-3. 返済を続けていれば、いつかは終わりますか

残高が毎月減っているのであれば、方向は合っています。減っていない、増えているのであれば、いまの返し方では終わりが来ない可能性があります。2-4の概算で確認してください。

8-4. まず何から始めればいいですか

2章の4つの手順です。借入先を書き出し、開示で漏れを潰し、返済比率を出し、完済までの月数を概算します。この30分が、すべての選択肢の前提になります。

まとめ|今日確認しておきたいこと

要点をチェックリストにまとめます。

  • 「返せない」の判断基準は総額ではありません。手取りに対する返済額の割合と、完済までの見込み期間の2つで見てください
  • 返済のために新たに借りている状態は、支払いが遅れていなくても注意が必要な段階です
  • 借入先・残高・金利・毎月返済額を1枚に書き出し、信用情報の開示で漏れを潰してください
  • 直近3か月の残高の減り方から、完済までの月数を概算してください。割り算が成立しないなら、いまの返し方では終わりが来ません
  • 金額帯(50万/100万/300万)は着眼点の目安であり、手続きが決まる基準ではありません
  • 新たな借入でしのぐ、連絡を絶つ、枠を増やす、断定的な勧誘に乗る——これらは負担を増やしやすい対処です
  • 選択肢は4つです。収支の見直し、貸し手への相談、公的な支援、債務整理。どれが適するかは数字と個別事情によって変わります
  • 債務整理は「すべきもの」ではなく選択肢の一つです。適否は専門家または公的窓口にご相談ください

当時の私に一つだけ伝えられるとしたら、「今月をどう回すかを考えるのをやめて、全部を1枚の紙に書き出しなさい」と言うと思います。返せないという状態でいちばん人を消耗させるのは、金額ではなく、見通しが立たないことです。焦って一気に解決しようとしなくて大丈夫です。まずは書き出すところから始めてください。

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支払いに困ったときの相談窓口

費用の心配なく相談できる公的な窓口があります。深刻になる前に使う場所だと考えてください。

  • 法テラス(日本司法支援センター):国が設立した法的トラブル解決の総合案内所です。一定の資力要件を満たす場合、無料法律相談や弁護士費用等の立替制度を利用できるとされています。要件・内容は変更される場合がありますので、最新は公式サイトでご確認ください
  • 消費生活センター(消費者ホットライン「188」):多重債務や取立て、不審な勧誘に関する相談を受け付けています
  • 日本クレジットカウンセリング協会:多重債務のカウンセリングを行う公益財団法人です
  • お住まいの自治体の生活困窮者自立支援の窓口:家計相談や生活の立て直しの支援を行っています
  • 各地の弁護士会・司法書士会の相談窓口:実施状況は地域によって異なります
  • 金融庁の多重債務についての相談窓口:相談先の案内を行っています

※本記事は一般的な情報の解説であり、個別の事案に対する法的助言ではありません。適する方法については、必ず専門家または公的窓口にご相談ください。

参考(一次情報)

  • 法テラス(日本司法支援センター)公式サイト
  • 金融庁公式サイト(多重債務相談の案内)
  • 消費者庁公式サイト
  • 国民生活センター公式サイト(消費者ホットライン「188」)
  • 日本クレジットカウンセリング協会公式サイト
  • 日本弁護士連合会公式サイト
  • 日本司法書士会連合会公式サイト
  • CIC(指定信用情報機関)公式サイト
  • JICC(日本信用情報機構)公式サイト
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)公式サイト
  • エポスカード公式サイト(会員専用ページ「エポスNet」)

※本記事に記載した金額帯・割合はいずれも考え方を説明するための目安であり、特定の手続きの適否や結果を示すものではありません。制度の要件・費用・運用は変更される場合があります。最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。

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